この記事では、変数とは何かと、変数の使い方を簡単に紹介するよ!
変数が使えるようになると、便利なプログラミングをつくれるようになって、プログラミングのレベルがアップするからマスターしてね!
変数とは?
変数とは、数字を結び付けた名前のことだよ。
例えば、「今日は何日?」って聞かれたら、「19日!」のように答えられるよね。
これは「今日=19」のように名前と数字が結びついているからだね。次の日に「今日は何日?」って聞かれたら「20日!」と答えるよね。
このとき「今日=20」だね。
このように、数字を結びつけた名前が変数だよ。例では、「今日」という変数に「19」や「20」などといった好きな数字を入れることができたね。
変数は数字を変えられるようにした名前のことで、プログラミングでとても役立つよ。
変数をつかったプログラムを見てみよう!
プログラミングで変数がどう役立つのか確認してみよう!
壁をつくるプログラムを2つの作り方で紹介するよ!
1. 変数をつかわないプログラム
まずは変数をつかわずに壁をつくるプログラムを見てみよう!
変数をつかわなかったら、1や4や5などとどの数字が何を表しているのかわかりにくいよね。
同じような数字がたくさん出てくるから、よこに6ブロックの壁をつくりたい!ってなったときにどの数字を変えればいいかわからなくなりそうだね。
そこで使うのが変数だよ!
2. 変数をつかったプログラム
変数をつかって名前に数字を与えると、コードを変更するときに楽になったり、どの部分が何を表しているのかわかりやすくなるよ!
壁をつくるプログラムの、変数をつかったバージョンも見てみよう!
さっきはくりかえしの部分などに4とかの数字を直接書いたけど、今回はくりかえしの回数も変数になっているね!
プログラムを詳しく見てみると、プログラムの最初に変数を設定して、
そのあとで変数をつかってくりかえし回数や移動の距離を設定してるね!
このように変数をつかってプログラムすると、どの部分が何を表しているのかがわかりやすくなったり、変数を変更するだけで壁の大きさをすぐに変えることができるよ!
変数をつかってみよう!
変数が便利なものだとわかったら、実際にプログラムをつくってみよう!
練習として、さっきの壁をつくるプログラムをつくるよ!
変数の使い方だけ説明するから、壁の作り方について詳しく知りたい人は下の記事を参考にしてね!
壁をつくるプログラムを用意する
まずは、変数をつかわずに壁を作るプログラムを準備!
変数を設定する
1. 何を変数にするか考える
つぎに、数字をコロコロ変える可能性のある部分を考えよう!
壁を作るときは、縦と横のブロックを変えて壁の大きさを変更しそうだね!
だから「たて」と「よこ」の変数を準備するよ!
2. 変数を追加する
Makecodeで「変数」→「変数を追加する」を押そう!
すると、変数の名前を決めることができるよ。
この手順で「たて」と「よこ」の変数を用意しよう!
3. 変数に数字を設定する
「変数たて(よこ)を0にする」のブロックがつかえるようになるから、これを壁を作るプログラムの最初に置こう!
「変数たてを0にする」ブロックの数字を変えると、変数に4や5などと好きな数字を設定できるよ!
4. 数字を変数におきかえる
最後に、プログラムに出てくる数字を変数に変えよう!
これで、変数の数字を変えるとすべての変数が新しい数字におきかわるから、一気に数字を変えることができるよ!
まとめ
今回は変数について詳しく説明したよ!
数字をたくさん変えたり、どの数字が何を表しているのかわかりやすくなるから、長いプログラムではとても便利になりそうだね!
今後は、プログラムをつくるときに変数をつかったほうが良さそうか意識しながらつくってみよう!
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