この記事では関数について説明するよ!
関数には変数の知識が必要だから、変数がわからない人は下の記事をみてね!
関数とは?
関数とは、プログラムを用意しておいて、プログラムを使いたいときに使えるようにしたものだよ!
例えば、1回の命令で壁をたくさん並べたい!と思ったら、プログラムが長くなってしまうよね。
でも「壁をつくる」という関数を用意しておくと、短いコードで壁をつくることができるから、1回の命令でたくさん壁をつくることができるよ!
関数を使ったプログラムを見てみよう!
関数を使った場合と、使っていない場合でプログラムの違いを見てみよう!
1. 関数を使っていないプログラム
関数を使わずに壁を2個つくるには、写真のようにプログラムがすごい長くなるよ。
これは壁を2個横に並べてつくるプログラムだけど、3個とか4個とかになるともっと長くなってしまいそうだね。
2. 関数を使ったプログラム
関数を使って壁を2個横に並べるプログラムをつくるととても短いコードで済むよ!
「チャットコマンドgo」を見てみると、さっきよりもとても短いコードになってるね!
左側のチャットコマンドを詳しく見てみよう!
チャットコマンドでは、「wall」という壁を作る関数を2回呼び出しているね!
呼び出すときに、4や5などといった数字を書き込んでるけど、これは変数を設定しているんだよ!
「wall」は壁をつくる関数だから、壁のたてとよこのサイズを表しているよ!
次に関数を見てみよう!
この関数は、1つの壁をつくるプログラムだよ!
壁を作るプログラムは今までとほとんど同じだけど、「関数wall」では変数「たて」と「よこ」の数字を設定してないね。
これは、さっきチャットコマンドで4,5などの数字を設定したように、関数を使うときに変数を設定するんだよ!
このように、関数を使うときはチャットコマンドと関数をセットで使うことが多いよ!
チャットコマンドでは関数を呼び出すだけで、関数では決まった動きをプログラムするんだね!
関数をつかってみよう!
関数をつかって壁を作るプログラムをつくってみよう!
1. 関数を用意する
Makecodeの左側にある「高度なブロック」を押し、「関数」→「関数を作成する」を押そう!
すると関数を作成するページに移るよ!
さっき壁を作るときは、「たて」と「よこ」の数字を入力したね。
だから「数値」ボタンを2回押して、たてとよこの変数を設定しよう!
そして、関数の名前もわかりやすいものに設定しよう!
関数名と変数を用意できたら右下の完了ボタンを押そう!
完了ボタンを押したら関数が用意されているはずだから、その中にプログラムをしよう!
写真はたてとよこの変数をつかって壁をつくるプログラムをしたよ!
これで関数の準備は完了!
2. チャットコマンドを用意する
関数ができたら、チャットコマンドで関数をつかったプログラムをしよう!
まず、Makecodeの左側の「関数」→「呼び出し」ブロックを取り出そう!
はじめは1, 1となっていて、縦も横も1ブロックの壁をつくることになってるから、数字を変更しよう!
これで関数を使ったプログラムは完成だよ!
1度関数を用意しておくと、何度も呼び出すことができるからプログラムが短くなって便利だね!
まとめ
関数は何度もつかう動きをまとめておくものだったね!
関数をつかうとプログラムが短くなるからとても便利だね!
今後も関数をつかった記事が出てくるから、関数のつかいかたと意味を理解しておこう!
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